本ワークショップシリーズの目的は, 特許データベース, 論文データベース, 特許データと論文データを接合するサイエンスリンケージデータベースの種類や利用方法を知り, これらのデータベースを用いたイノベーションプロセスの分析手法を学ぶことです。また, 「政策のための科学」プログラムを通じ提供されつつある各種データベース (NISTEP企業名辞書, 大学・公的機関名英語表記ゆれテーブル(Scopus版/Web of Knowledge版)など)の利用方法を周知しハンズオン形式で学ぶことで, 政策分析,イノベーションプロセス分析に資する研究者・実務者の輪を広げることを目指しています.

2015年1月より、関連する勉強会およびフォーラムを一橋大学イノベーション研究センターおよび政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センターにて実施してまいりました。第5回は「計量テキスト分析ソフトを用いた NISTEP 定点調査の解析」と題し、7月25日午後に政策研究大学院大学科学技術イノベーション政策研究センターおよび一橋大学イノベーション研究センターセンター長室をテレビ会議システムで接続し開催します.

今回は以下の内容を予定しています。

• 前回のおさらい
• 計量テキスト分析とは
• 計量テキスト分析を用いた「NISTEP 定点調査」自由記述欄データベースの分析

計量テキスト分析ソフトである KHCoder を用いた, NISTEP 定点調査の自由記述欄データベースの解析をハンズオン形式で行います.

主な受講の対象者としては

• 科学技術イノベーション政策に関心のある政策立案者・政策担当者
• これからの研究において定量的なアプローチを使おうと考えている経済学/経営学の研究者 (学部3年生から Doctral Student まで)
• Young at Heart! な研究者
• コンピュータのスキルについては, 論文執筆などひと通りの作業は Word または LaTeX を使っている. しかし, プログラミングの知識は必要最低限である. を想定しています. を想定しています.

なお勉強会はハンズオン形式で行いますので, かならずパソコンを持参してください。 また、席数の都合上参加者数を十五名（先着順）に限定します。

参加希望の方は、2015年7月23 日17:00 までに

• 名前 (ふりがな)
• 所属機関
• メールアドレス
• 受講を希望する場所 (GRIPS科学技術イノベーション政策研究センターまたは一橋大学イノベーション研研究センター)

を ya-hara@grips.ac.jp までお知らせください。

本ワークショップシリーズの今後の開催予定は以下のとおりです。

• 2015年7月18日(土): 書誌テキスト分析による解析手法の紹介
• 2015年8月05日(土): ネットワーク分析ソフトの紹介/本WSシリーズのまとめ